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六月の手紙 解読例と解説(手習いのお手本を読む)

六月は旧暦では夏です。暑中見舞の手紙です。

文意と返り点(解読のヒント)

六月の手紙

@文頭の決まり文句
A時候の挨拶に続けて、相手の家族を見舞う。
Bこの手紙は土用の見舞い状であると述べる。
C書留の言葉


六月の手紙

D日付

解読例と解説

六月の手紙

【よみ】
一筆啓上仕候:いっぴつけいじょうつかまつりそうろう
甚暑之節:じんしょのせつに
御座候得共:ござそうらえども
先以:まずもって
御家内様:ごかないさま
益御機嫌能:ますますごきげんよく
被成御座:ござなされ
恐悦奉存候:きょうえつにぞんじたてまつりそうろう
乍憚:はばかりながら
土用中奉伺度:どようちゅううかがいたてまつりたく
捧愚札候:ぐさつをささげそうろう
恐惶謹言:きょうこうきんげん
【メモ】
御家内様(3行目):相手の家族に敬意を表すために、前行の下を空けて行頭を揃えています。平出(へいしゅつ)といいます。

六月の手紙

【よみ】
六月:ろくがつ

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